北の公務員投資家 がるぼの株式投資

30代。運用資産は 600 万円ほど。日本の中小型成長株メイン。その他に家計資産で「毎月配当オリジナルファンド」、ポイ活で貯めたポイントで「米国株高配当投資」挑戦中。結婚を機に2018年から株式投資を再開。FP2級。

相場が暴落した時に意識したいこと

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がるぼです。

昨夜の米国市場はNYダウが一時-900ドルと、久しぶりに「暴落」といえる動きを見せました。今夜の米国次第ですが、連休明けの日本市場にも影響は出そうです。

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年に1、2度起きる暴落。暴落を予知して売ることができれば理想ですが、それは不可能に近いことです。そして、暴落が怖いから投資しない、というのも、大きな機会損失につながります。

そのため、「相場が暴落した時にどう対処するか」が重要になります。

長期的に資産を増やすチャンスにするのか、また退場してしまうのか。自分への戒めも込めて、暴落時に意識すること、気を付けたいことについて整理します。

1 週足や月足で、トレンドや現在地を把握する

「暴落」といわれる動きは、毎年1、2回はあります。また、長期的に見れば「上昇トレンドの中の押し目」であることが圧倒的に多いです。今年2~3月のコロナショックも、結局は「絶好の買い場」でした。

つい「明日は上がるかな」「明日も暴落かな」と短期目線になりがちですが、まずはこの暴落が「上昇トレンドの押し目」なのか、「トレンド転換」なのかを考えます。

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週足や月足のチャートを見て、この暴落が落ち着いた後、そのまま下がっていくのか、反発してくるのか。いつもより少し長期目線で判断します。

2 狼狽売りしない

暴落が起きてしまった後には「狼狽売りしない」。そして、基本的には「落ち着いたら買いに行く」というスタンスを持って、相場に臨みます。

ただ、自分の損切りラインを切ったり、増えていく含み損に耐えられないのであれば、それは自分のリスク許容度を超えているので、冷静になるためにも「一旦売る」べきと考えます。

3 損切りのルールを忘れない、破らない

皆さんそれぞれ、損切りのルールを定めていると思います。私は「当初のストーリーやトレンドが崩れたら」売ることにしています。損切りについてはそれぞれの考えがあると思いますが、共通して重要なのは、「ルールを破らない」ことです。

「今回は暴落だから仕方ない」「明日はきっと上がる」など、損切りしない理由を後付けせず、「負けは負けと認める」ことが、次のチャンスにつながります。

4 「応援したい株」なら、持ち株をゼロにしない

狼狽売りは避けたいですが、一方で、現金比率を高めるために保有株の割合を少し軽くしたい、ということはあります。そのときに私が心掛けているのは、「少なくとも100株だけは残す」です。

相場の暴落は、企業の不祥事などと違い、それ自体は個別銘柄のせいではありません。しかし、暴落して保有株を全て売ってしまうと、損失が出たような銘柄だと特に「しばらく見たくない」となってしまいます。昨日まで優良企業と思って保有していた銘柄を、一夜で見捨てるというのはもったいない話です。

そのため、将来性ある銘柄であれば、全売却ではなく100株だけでも残します。残していれば、引き続き株価の動きを見れますし、反転、買い戻しタイミングを探ることもできます。自分が信じてきた銘柄であれば、縁は切らずにていたいところです。

(ただし、あくまでも損切りルールの方が優先です!)

5 「底」を自分で決めない

これは保有株、新規買い両方に共通することですが、そろそろ底だから「まだ売るのは待とう」 「ここで一気に買おう」というのは、「まだ下がる」という結果に陥りやすいパターンです。

「底」はあくまで結果であって、誰にもわかりません。そのため、そろそろ底、と感じたところから、もう一歩我慢します。その後に急騰してしまっても、焦らずに。上昇トレンドを確認してからが「買い」です。

 

頭でわかっていても、自分でもついルールを破ってしまうことはあります。こうした暴落のときにこそ、後から振り返ったときに「自分の考えで動けた」と思えるように、自分のメンタル面もしっかり管理して臨みたいものです。

 

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