週明けからの相場には「待ち」のスタンスで
がるぼです。今週末の北海道は「緊急事態宣言」が出たこともあり、出歩く人は少なめのようです。私も週末はスーパーへの買い出し以外、家にこもっていました。
明日からの相場ですが、私は、短期的に反発しても、長期的には下落トレンド入りの可能性を念頭に置いて、待ちの姿勢で臨むつもりです。
●相場の見通し
金曜日のNYダウは、FRBのパウエル議長の利下げ言及により、引けにかけてかなり値を戻しました。下図のとおり、マイナスにはなったものの、チャート的には長い下ヒゲをつけています。そのため、週明けの日経平均も、一旦は反発する場面が予想されます。
(2/28NYダウ・日足チャート)
しかし、コロナウィルス感染収束の見通しは不透明(特にアメリカでは感染者が徐々に増え始めているところ)であることから、まだ買い上がっていくのはなかなか難しく感じます。
さらに、今回は実体経済への影響も小さくないことから、今が「割安」なのか、簡単には判断できないと考えています。この3~4月に日経平均2万円割れ、長期的に下落トレンドに陥るといった可能性も頭に入れなければなりません。
●投資スタンス
まだ「底」が確認できない中、基本的には現金比率をより高めて「様子見」姿勢を強めるつもりです。「ここで反転しちゃったら損」という気持ちはありますが、上昇トレンドが維持されるのか怪しいいま、安易な反発狙いは投機的になるので、控えたいと思います。
いまは銘柄の割安、成長期待といったこととは別の次元で相場が動いてしまっているので、相場の格言「待つも相場」のとおり、守りの姿勢を固めていきます。難しいときに利益を出そうとせず、トレンドがはっきりしてから資金を投下していくつもりです。
先週の暴落相場の振り返りは、前回の記事をご覧ください。
私のことや投資の方針などについては、自己紹介ページをご覧ください。
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