北の公務員投資家 がるぼの株式投資

30代。運用資産は 600 万円ほど。日本の中小型成長株メイン。その他に家計資産で「毎月配当オリジナルファンド」、ポイ活で貯めたポイントで「米国株高配当投資」挑戦中。結婚を機に2018年から株式投資を再開。FP2級。

暴落時に意識したいこと、対処法

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がるぼです。

昨晩のNYダウは-600ドル超、日経平均先物も22,700円付近まで急落。週明けは上海市場もおそらくかなり厳しい状況。今回は「節分天井」より一足早く天井をつけてしまいましたね。

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私は先週、先々週と保有株を減らして、今は現金比率が45%程です。暴落直撃は何とか避けられましたが、それでも資産の50%強がダメージを受けそうです。

こうした暴落時にどういった行動を取れるかが、長期的に資産を増やせるのか、また退場してしまうのかを大きく分けます。自分への戒めも込めて、暴落時に意識すること、気を付けたいことについて整理します。

 

 

1 週足や月足で、トレンドや現在地を把握する

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「暴落」といわれる動きは、毎年1、2回はあります。また、長期的に見れば「上昇トレンドの中の押し目」であることが圧倒的に多いです。安値で売って、その後の上昇に乗れないのはもったいない。そのため、基本的には「落ち着いたら買いに行く」というスタンスを持って、相場に臨みます。

 

2 相場の動きから目を逸らさない(辛いならとりあえず売る)

保有株の含み損を目にするのは、とても辛くて見るのもイヤになります。でも、自分のポートフォリオをしっかり管理しないと、知らぬ間に悪化し、もう取り返せない位置まで落ちる可能性もあります。

保有株を持ったまま我慢するか、一旦売るか。辛くても、自分の考えを持って動く(動かない)ことで、自分自身の相場勘も鍛えられます。含み損に耐えられないのであれば、「一旦売る」べきです。

ちなみに「長期的な視点で、暴落時にもうろたえずにじっとやり過ごす」というのが自分のスタンスであれば、それもひとつの考えなのでアリだと考えます(むしろスゴイ胆力だと思います)。

 

3 損切りのルールを忘れない、破らない

私は「当初のストーリーやトレンドが崩れたら」「含み損が10%を超えたら」売ることを損切りのルールとしています。損切りについてはそれぞれの考えがあると思いますが、共通して重要なのは、「ルールを破らない」ことです。

「今回は暴落だから仕方ない」「明日はきっと上がる」など、損切りしない理由を後付けせず、「負けは負けと認める」ことが、次のチャンスにつながります。

 

4 「ずっと応援したい株」なら、持ち株をゼロにしない

長期保有を想定していても、こうした暴落時は、ムリに持ち続けずに、一旦現金の比率を上げたいところです。そのときに私が心掛けているのは、「ずっと応援したい(持っていたい)株なら、100株だけ残す」です。

これは、「その株とのつながりを切らない」というメンタル的な面と、逆行高対策という実益の面の2つの理由があります。

「実際に保有している株」と、「持っていないけどチェックしている株」では、自分の中での位置付けが大きく異なります(私はそう感じます)。そのため、100株だけでも残して、しっかりその動きを見ることで、次の買い戻しのタイミングを計りやすくなります。

また、暴落時でも、特定の銘柄だけ急騰することがあります。一度急騰してしまうと、なかなか買い戻すのは勇気が要ります。「持っておけばよかった…」ということを少しでも和らげるため、自分が信じる株なら、100株は持っていたいところです。(ただし、あくまでも損切りルールの方が優先です!)

 

5 「底」を自分で決めない

これは保有株、新規買い両方に共通することですが、そろそろ底だから「まだ売るのは待とう」 「ここで一気に買おう」というのは、「まだ下がる」という結果に陥りやすいパターンです。

「底」はあくまで結果であって、誰にもわかりません。そのため、そろそろ底、と感じたところから、もう一歩我慢します。その後に急騰してしまっても、焦らずに。そして、「2番底は買い」です。

 

頭でわかっていても、自分でもついルールを破ってしまうことはあります。こうした暴落のときにこそ、後から振り返ったときに「自分の考えで動けた」と思えるように、自分のメンタル面もしっかり管理して臨みたいものです。

 

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